コーポレートガバナンス

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健全で透明な企業経営を目指して

当社グループでは、より健全で、より透明性のある企業経営を目指してガバナンス体制を構築しています。上場企業として、コーポレートガバナンスを推進しつつ、コンプライアンス、リスクマネジメントを加えてガバナンスへの取り組みを強化しています。ガバナンスの強化によって、当社グループは企業価値をさらに高めながら成長を続けていきます。

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、健全で透明性が高く、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応できる経営体制を確立させることを最も重要な経営課題であると考えています。そのために当社は、経営環境の変化を考慮しながら、適法・適正な企業運営の下で企業価値が最大化するための経営体制や仕組みの構築に取り組んでいます。監査等委員会制度を採用しており、女性を含めた社外取締役によって監査等委員会を構成し、取締役会の透明性と独立性を確保しています。また取締役会において「内部統制基本方針」を決議し、業務の適正を確保するための体制整備を行っています。

執行役員制度の導入と社外取締役比率

当社は2022年度、執行役員制度を導入して、「経営意思決定・監督機能」の独立性を高めつつ、業務遂行の機動性を促進したガバナンス体制を整備しました。また、これに伴って取締役会の過半数を社外取締役が占めることとなり、コーポレートガバナンスコード補充原則4-8③※を満たし、当社の監督機能は一層充実しました。

※コーポレートガバナンスコード補充原則4-8③支配株主を有する上場会社は、取締役会において支配株主からの独立性を有する独立社外取締役を少なくとも3分の1以上(プライム市場上場会社においては過半数)選任するか、または支配株主と少数株主との利益が相反する重要な取引・行為について審議・検討を行う、独立社外取締役を含む独立性を有する者で構成された特別委員会を設置すべきである。

コーポレートガバナンス体制

支配株主を有する上場会社として

株式会社ダイセキは、当社の議決権の54.0%(2022年2月末時点)を有する支配株主です。当社が支配株主と重要な取引を行う場合には、当社の企業価値の向上の観点からその公正性及び合理性を確保するために、取締役会において、社外取締役から企業経営等に関わる経験と見識に基づき、客観的な視点に立った意見を適切に得た上で、当社の少数株主の利益を害することのないよう審議・検討し、実行しています。

役員報酬の内容の決定に関する方針

当社は、取締役の指名・解任及び報酬制度の審議プロセスの透明性と客観性を高めるために、取締役会の諮問機関として、社外取締役が委員の過半数を占め、社外取締役を委員長とする指名・報酬委員会を設置し、透明性を確保し、公正かつ適正に取締役の指名及び報酬を決定しています。当社の役員報酬体系は、経営方針に従って、役員が継続的かつ、中長期的な業績向上へのモチベーションを高められる体系としており、報酬の水準については、当社の発展を担う有為な人材を確保・維持できるレベルを目標としています。