サステナビリティ
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当社では、持続可能な社会実現のために国連が定めた SDGs(持続可能な開発目標)に沿って「環境」「人」「安全」「地域社会」「ガバナンス」の5つの重点課題を掲げて、取組を推進しています。特に「環境」は、当社にとって本業であり、事業を伸ばすほど地球環境全体に与える負荷を小さくすることができます。このため、脱炭素、サーキュラーエコノミーの流れを追い風にして、処理量の拡大、リサイクル率の向上等により積極的に事業拡大を図っています。
その他にも環境方針に基づいて、事業を行う上で発生する環境負荷(燃料・電気使用、CO2 排出量等)の低減を図るとともに、バイオディーゼル燃料やリサイクル土壌固化材などの環境配慮製品の販売・開発拡大に努めています。
当社の最大の経営資源は、「人」であり、人材育成には重点項目として取組んでおり、階層別研修や資格取得支援制度など研修制度の充実を図っています。
当社が属する産業廃棄物処理業や建設業は、全産業平均よりも事故発生比率が高い傾向にあります。このため、当社では『安全は全てにおいて優先する』を安全基本方針に、各職場に安全衛生推進者を選任して、ヒヤリハット運動や合同安全パトロール等の各種取組を推進しています。
当社事業は「地域・社会」の理解があってこそで、「地域・社会」への貢献は当社にとって不可欠なものと考えています。近年益々増加している自然災害による対応については、「地域・社会」への貢献の機会と考え、当社グループの使命としてこれからも積極的に取り組んでいきます。
「ガバナンス」強化は上場会社の責務であると考え、取締役の1/3を社外取締役とし、外部委員が過半数を占める指名・報酬委員会を設置するなど経営監視体制をより一層強化しています。また、2020 年より、取締役の多様性に配慮し当社で初めての女性の社外取締役が就任しました。
これらの活動状況については、ESG報告書を発行し、ホームページ上で引き続き公表してまいります。当報告書を役員・社員一同力を合わせて努力した結果の通信簿としてご一読頂き、ステークホルダーの皆様には引き続きご指導、ご鞭捷を賜りますよう、心からお願い申し上げます。